脚本:鈴木健一 コンテ:鈴木健一、西田正義 演出:吉川志我津 作画監督:斎藤大輔、西村彩、三浦春樹、清水勝祐、楠木智子、福士真由美、吉田隆彦、玉置敬子
【概要】
赤血球に不吉のサインが相次いで起こった。一般細胞に成りすましていたがん細胞が正体を現す。NK細胞は単独でがん細胞に挑む。その間にも、がん細胞は組織内で増殖を始めていた。白血球(好中球)やキラーT細胞は奮戦する。
【感想】
システマティックな人体の仕組みからドロップアウトさせられたがん細胞たち。感情を付与するという擬人化によってシステムから外れたがん細胞の悲哀が浮かび上がる皮肉。細菌やウイルスのようなキャラクター造形であれば、視聴後感が大きく異なったかもしれない。