【概要】
転移魔法をかけられたフォーサイトの4名が飛ばされた場所は闘技場。そこに待ち受けていたのは墳墓の主であるアインズ・ウル・ゴウンだった。アインズの圧倒的な力を感じたフォーサイトのヘッケランは、金品と引き換えの助命を嘆願するが……。
【感想】
アインズとモモンによる自作自演感が支配するが、これも世界征服の一環とすれば、まどろっこしさは手探り感によるものと受け止めたい。ナザリック地下大墳墓からバハルス帝国へのスケールアップに、少しずつ本気を出してきたアインズの存在感が伝わってくる。帝国の末路は簡単に想像できてしまうが、だからこそ能力では太刀打ちできない人間側の扱いに注目していきたい。