シナリオ:古怒田健志、佐藤卓哉 絵コンテ:祝浩司 演出:ともゆきつとむ 作画監督:西田美弥子(NEOX)、吉田徹、飯飼一幸
【概要】
10年後、デリダがコールドスリープから目覚めると、そこはDZによる戦場になっていた。ヴィドーという男性に助けられたデリダは、マージュを探すためにビルシュタイン家を訪れるが……。
【感想】
ドラマティックなシチュエーションほどに深みを感じないのは、登場人物が類型的なせいか、行動に意外性が乏しいせいか、作画に精彩がないせいか。再びアンドレイから狙われユーリィと再会する展開も、タメが足りないように感じられてしまう。もっとも、自身がコミットしたディストピア世界に立ち向かう主人公という構図に可能性を感じるので、しばらくは見守っていきたい。