【概要】
負傷したダグが入院した病院にディーナとケイが聞き込み捜査にやってきた。余命いくばくもない患者が脱走して不審死する事件が連続する。いずれの患者からもアンセムの反応があったという。医院長のポープからアンセムの医療使用のための口添えを頼まれたキリルは……。
【感想】
キリルの意外な(失礼)才能の開陳など、登場人物の通り一遍ではない切り口が面白い。アンセムによる人体実験にまつわる物語は重苦しいものだった。ガスのためにありのままでいようと決心したジェフリー。人はありのままが美しいというテーマはキリルとミラが体現しているように感じられる。ゆえにキリルの花嫁姿がこれ以上ないサービスとなった。