flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

2018年テレビシリーズアニメ話数単位10選

8年連続でエントリ。ルールは以下のとおり。

  • 2018年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
  • 1作品につき上限1話。
  • 順位は付けない。

掲載はおおむねオンエア順。寸評を書き足しましたが、詳細は各項目のリンクを参照ください。

 

魔法使いの嫁 #16「God’s mill grinds slow but sure.」

脚本:高羽彩 コンテ:出合小都美 演出:秋山宏 作画監督湯本佳典、長谷川早紀、髙部光章、立川聖治、南東寿幸、横田匡史、佐藤誠

獣に変化しての疾走からかわいらしいキスを経てのほほえましいクリスマスプレゼント選び。風景も雪景色の森林からロンドンの雑踏へ。美しい背景描写に登場人物の内面描写が重なる繊細な構成を堪能した。それぞれのパートナーをめぐってのチセとアリスの対置も明快。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/02/18/003000

 

ゆるキャン△ 第5話「二つのキャンプ、二人の景色」

脚本:伊藤睦美 絵コンテ:京極義昭 演出:鎌仲史陽 作画監督大島美和、堤谷典子

等価に描かれるグループキャンパーとソロキャンパーのライブ感、見ているだけで楽しくなってしまう。日中のにぎやかさから純度高く二人だけの夜景が抽出される流れはため息もの。とことんマイペースなリンを当たり前のように肯定する筆致が、クライマックスを納得いくものにしてくれた。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/02/14/010000

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」

脚本:浦畑達彦 絵コンテ・演出:三好一郎 作画監督:角田有希

彗星をモチーフにした一期一会。愛情を探し求める自動手記人形ヴァイオレットと屈折していた写本課職員リオンの交流が星空を借景にロマンティックだった。ガール・ミーツ・ボーイものとしてここ数年で最も印象的なエピソード。空気の薄さが伝わってきそうな高所の背景描写も素晴らしい。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/03/03/010000

 

学園ベビーシッターズ 第9話「その9」

脚本:柿原優子 絵コンテ:森下柊聖 演出:真野玲 作画監督:しんぼたくろう

辛抱しなければならない兄の立場と甘えてばかりではいけない弟の立場(むろん姉と妹、兄と妹、姉と弟でも適用可)がちょっぴり厳しく目いっぱい温かく伝わる。きっちり締めてくれる理事長の安定感たるや。ちょっと変則な水着回としてもポイント高い。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/03/21/010000

 

宇宙よりも遠い場所 STAGE11「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」 

脚本:花田十輝 絵コンテ:佐山聖子 演出:大庭秀昭 作画監督:小山知洋

ささいなセンチメンタルを押し流していく「ざまあみろ」と「ざけんな」の共鳴が痛快。日本からとことん離れた「何にもない」南極というスケール感が、報瀬と日向の開き直りを祝福してくれるかのよう。忌まわしい過去をきっぱりと捨ててしまえる潔さにどれほど元気をもらったことか。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/03/25/003000

 

ウマ娘 プリティーダービー 第8R「あなたの為に」 

脚本:米内山陽子 画コンテ:及川啓 演出:太田知章 作画監督:日下部智津子

グラスワンダーの作り込みに尽きる。青いエフェクトが控えめな彼女の意地を強調する。追走時に視線を伏せる演出も良く似合う。静かに燃え上がる情念と呼びたくなる疾走シーンは何度見ても鳥肌もの。判官びいきとしてはたまらないエピソード。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/05/21/010000

 

はるかなレシーブ #10「アタシが戦いたかったのは」

脚本:待田堂子 絵コンテ:安齋剛文 演出:駒屋健一郎 作画監督:山田真也、齋藤温子、吉田巧介、たなべようこ、鈴木幸江、長坂寛治、壽恵理子、大木比呂、太田彬彦

気心の知れた仲間だからこそ譲れないパッションがある。はるかなペアに負けるものかとエクレア(トーマス姉妹)ペアの魅力が全開。かなたをライバル視して切磋琢磨してきた紅愛と恵美理の対置が熱い。エキゾチックでパーカッシブな音楽が名勝負をドライブ感たっぷりに演出。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/09/26/010000

 

ゾンビランドサガ 第七話「けれどゾンビメンタル SAGA」

脚本:村越繁 絵コンテ:境宗久、伊藤達文 演出:清水久敏、佐藤誠宇田鋼之介、境宗久 演出協力:宍戸淳、浅見松雄 作画監督:柳隆太、岡真理子、村長由紀、桑原幹根

傷心から引きこもった純子を叱咤する幸太郎の図は、さくらをめぐってのクライマックスを予見させる。プライドと生真面目さを併せ持つ愛の頑張りに泣ける。ライブパート、パワフルな歌唱で愛をフォローする純子の姿に熱くなる。昭和アイドルにリアルタイムで触れてきた世代としては琴線に触れるものがあった。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/11/23/010000

 

抱かれたい男1位に脅されています。 hug7「好きでいてもいいですか。」

脚本:井上美緒 絵コンテ・演出:石井俊匡 作画監督:元吉晃子、伊藤智子、笹川弥幸、加藤万由子、熊田明子、實藤晴香、田角麻奈美、安留雅弥

高人視点での回想を『紅葉鬼』の名演に昇華した第9話と迷ったが、規格外な一面ばかり強調されがちな准太によるモノローグが鮮烈だった本エピソードを推したい。宇宙空間から脳細胞へのフォーカスを皮切りに、形を変えていく水の表現、セピア調から色を帯びる画面など、准太の内面を表現する繊細かつ大胆な作画演出が極まっていた。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/11/24/003000

 

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル #08「踊る!学園捜査線!」

脚本:吉田恵里香 絵コンテ:西澤晋 演出:平沼加名 演出補佐:古田丈司 作画監督:山本美佳、小林利光、鎌田均、中野圭哉

大切な人のために自分らしくあれと。優劣を決めるだけのダンスパーティーからドロップアウトしたマックスの叫びに震える。そんな相棒の全てを受け止めたかのようなユリの語りがまた泣かせてくれる。本エピソードでマックスはもちろんのことSEVEN-Oの面々がうんと魅力的になった。

http://spring-ephemeral.hatenadiary.com/entry/2018/11/28/003000