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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

どろろ 第四話「妖刀の巻」

脚本:吉村清子 絵コンテ・演出:吉村文宏 作画監督:青木一紀、興村忠美

【概要】

人切りの現場に出くわしたどろろと百鬼丸に、妖刀を振りかざす男が襲い掛かってきた。何とか男を排除した百鬼丸だったが、妖刀がどろろの手に渡ってしまう。妖刀に引っ張られるようにどろろは近くの村にやってくる。そこに百鬼丸が切りかかってきて……。

【感想】

二度にわたって強調された折り鶴と妖刀の不可逆性がきつい。どろろの手に渡ってもなお妖刀が田之介に引き寄せられたのは、すでに両者が同体であることを示唆するもの。百鬼丸が妖刀ではなく田之介を切ったのも、田之介の絶命とともに妖刀が力を失ったのも、おそらくはそのせい。兄を失ったお須志と引き換えに百鬼丸という兄を得たどろろに、戦のむごたらしさから逃れられなかった田之介と領土安寧のためにすべてを失った百鬼丸というコントラストが浮かび上がってくる。やまない涙雨の中でよみがえった聴覚が象徴的。