脚本:大島のぞむ 絵コンテ:森脇真琴 演出:森脇真琴、まついひとゆき 作画監督:上野泰寛、尾崎正幸、中本尚、吉田和香子、高倉香恵、原由美子
【概要】
JAPANドームライブのダブルブッキングで危機におちいったB-PROJECTを助けたのは夜叉丸だった。ドームの20分の1のキャパシティの会場でカウントダウンライブには課題が山積み。いったん降りてしまったスポンサーの説得など関係先との交渉に奔走するつばさ。その甲斐あって全国のライブビューイングを実現する。
【感想】
大イベントのピンチに際してのA&Rの奮闘記ということで、つばさの演出にいつになく力が入っていた。特に、難色を示したスポンサーの面々を説得して建物から駆けてくるカットが印象的。近づきながら満面の笑顔になる表情に、課題の困難さとそれを克服した喜びが凝縮されていて。B-PROJECTのメンバーのみならず劇中のファンそして視聴者にも向けられるつばさの頑張りがすがすがしい。ライブパートの盛り上がりはいまひとつだったけど、主人公らしさを見せたつばさのおかげで気持ちよく視聴を終えることができた。