flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA- 第七話「過去へは戻れぬが、未来は進める」

脚本:吉田恵里香 絵コンテ:オグロアキラ 演出:小林孝志 作画監督:荻原みちる、和田勝之、岩佐とも子、菊川孝司、島崎克実、星野車蜂

【概要】

餃子パーティーから抜け出した帝釈天阿修羅王と対峙していた。阿修羅王によって深手を負った帝釈天は梵納寺で治療を受け一命を取り留める。帝釈天梵天阿修羅王との過去を語るのだった。

【感想】

貧困にあえぐ村人たちにとりついた煩悩の数々がひたすらにつらい。アーシャの末路がそれらのいけにえに思えてならない。ゆえに、アーシャを助けようとした阿修羅王とアーシャの父を助けようとした釈迦如来、両者の断絶が重くのしかかってきた。助けるべき者に線引きなどできないという釈迦如来のスタンスが正論であればあるほど、目の前で苦しむアーシャを助けられなかった阿修羅王の叫びが痛々しく響いてくる。ラメを散りばめたように派手なアクションから抑制されたセピア調の回想という作画演出の落差、シリアスな物語にふさわしいキャスト陣の熱演、何もかもが素晴らしかった。