脚本:十文字青 画コンテ:西田正義 演出:阿部ゆり子、高村彰、藤井康雄 作画監督:秋山有希、宮崎司、水野紗世、山方春香、井上裕亮、小島明日香、小笠原憂、福井麻記、森島範子
【概要】
統一ゼスキアからの独立を宣言したハイブランツ公、シュバルツ・ディーゼが反乱を起こした。ゼスキアからの鎮圧部隊にはネイン・アウラーを始めとしたドロテアも参加する。一方で、マーリヤ、フリーらは、レイ・ドーンから首相にあてられた親書を携えて首都に戻ってくるが……。
【感想】
ピーヴィー・リスカー部隊の冷酷さが統一ゼスキアの太平を容赦なく揺さぶるかのよう。それに伍する要素として、戦争の傷跡を引きずるかのようなフリーそしてマーリヤの役回りに期待したいところ。統一ゼスキアによる治世への不満のようなものが見えてこないので、整然とした印象とは裏腹に焦点がぼやけ気味なのは気がかり。俯瞰ではなくメインキャラクターによる主観が欲しいと思ってしまう。