flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

さらざんまい 第六皿「つながりたいから、あきらめない」

脚本:幾原邦彦、内海照子 絵コンテ・演出:柴田勝紀、橋本能理子 作画監督:堤谷典子、具志堅眞由、袖山麻美、石川奨土、髙野ゆかり、岩井田夏帆、梅下麻奈未、本多孝敏

【概要】

サラに変装していたことを春河に知られてしまった一稀。カッパの姿のままとなった三人は、さらわれてしまった春河を助けようとカワウソ帝国のアジトに乗り込む。かつてカッパと争っていたカワウソ帝国は人間の欲望を集めているのだという。

【感想】

ユーモラスでかわいらしくてちょっぴり悲しげなカッパ姿が、一稀の傷心と捨て鉢な内面をむき出しにするかのよう。そんな一稀を気づかう悠と燕太の温度差も見どころで、自身の過去と比較して希望を見いだそうとする前者に片思いの妄想にとらわれる後者のコントラストが、愛と欲望のあいまいな境界線を突き付けるかのようだった。だからこそ、ひたすらに兄のことを慕う春河の純粋さと、それを守ろうとする一稀の献身に泣かされてしまった。実の母親から一稀を奪われまいとする春河の気持ちが欲望だったとしても、互いを思い合う兄弟愛の尊さは変わらない。