flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA- 第十一話「煩悩なければ悟りもまたなし」

脚本:吉田恵里香、米山和仁 絵コンテ:高林久弥、オグロアキラ 演出:高林久弥 作画監督:石堂伸晴、長尾圭悟、和田勝之、橋本航平、菊川考司、荻原みちる

【概要】

自我を取り戻した阿修羅とともにマーラに対峙する帝釈天梵天。輪光を得て下界にまでその力を見せつけるマーラ。そこに封じられたはずの釈迦如来が復活し、マーラを引き受ける。阿修羅王を迎えた梵納寺では、不動明王の提案でかるた大会が開かれることに。

【感想】

華麗なエフェクトと音楽が演出するマーラとの最終決戦は、まさしく釈迦如来の徳のスケールを見せつけられるかのようだった。阿修羅王のみならずマーラすらも包み込んでみせた釈迦如来の沙汰は、煩悩と折り合いをつけるべしというシリーズのテーマにも符合する。一見すると茶番のように見えるかるた大会も、その場にいなかった釈迦如来の手のひらの上と考えれば、マーラとの争いのエピローグにふさわしい。すみずみまで釈迦如来の慈愛が行き届いているという目線で見れば、何のことはない描写の数々がかけがえのないものに感じられる。