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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio 39「眠れる奴隷」(終)

脚本:小林靖子 絵コンテ:藤本ジ朗、吉田泰三 演出:岩崎安利、髙橋秀弥 作画監督:木下由衣、高坂雅基、森藤希子、森田莉奈、上竹哲郎、鈴木勘太、片山貴仁、小林理、横山謙次、石山正修、津曲大介、SHIN HYUNG WOO、石本峻一、田中春香

【概要】

花屋の店主の依頼を遂行するため彫刻家、スコリッピを尋問するミスタ。レストランからミスタにつきまとった奇妙な石は、ブチャラティの運命を暗示するスコリッピのスタンド能力だった。ブチャラティを守るために石を破壊しようとするミスタ。時は流れ、ディアボロを倒した後のミスタは、またしても石を見つける。

【感想】

過酷な運命にあらがってきたブチャラティたちそしてジョースターの血筋は、まさにスコリッピが言うところの「眠れる奴隷」にふさわしい。運命を象徴するかのように自律的に振る舞う「ローリング・ストーンズ」の能力でもって、ブチャラティたちの結束力を表現する筆致には、長かったシリーズの総括として納得させられるものがあった。ローリング・ストーンズから泥臭く必死にブチャラティを守り抜いたミスタの献身が、新たにボスになったジョルノの側近となる頼もしさ。入れ替わりを通じて奇妙な連帯感が生まれたトリッシュとの関係を石で表現するあたり、眠れる奴隷の申し子はミスタだったように思う。そして、現役時代はスピードで鳴らしたシルバー・チャリオッツを操っていたポルナレフが、のろまな亀としてジョルノとミスタを見届ける構図がすばらしく印象的でもあった。