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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

胡蝶綺 ~若き信長~ 第六話「清洲」

脚本:山口亮太 絵コンテ:北村真咲 演出:上野壮大 作画監督:吉田和香子、蒼依ふたば、和田伸一、山村俊了、森本浩文

【概要】

末森城を任された信勝に会いたいと新年会を企画する信長だったが、ついぞ実現することなく春を迎える。何度も手紙を書いた信長にようやく信勝から返事がきた。そんな時、尾張守護の子息である斯波義銀をかくまったことにより、信長は坂井大膳が仕切る清洲の本家と戦うことになる。

【感想】

仲が良かった兄弟が会うことを許されない理不尽さが、重すぎない筆致ゆえに切なく伝わる。奔放な信長に生真面目な信勝という人物像が、尾張をめぐるさまざまな思惑にほんろうされるかのよう。信長に対する恒興のように信勝を支える津々木蔵人、まったく印象を異にするからこそ気になってくる。土田御前の影響下にある信勝に帰蝶のような存在がいないことが不安をもたらす。Aパート最後の池に映った雲が波紋によってゆがみBパート冒頭の暗雲に切り替わる仕掛けなど、静かに雄弁な背景美術が渋い。