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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

胡蝶綺 ~若き信長~ 第七話「愛と死」

脚本:笹野恵 絵コンテ:牧野友映 演出:吉田俊司、牧野友映 作画監督ウクレレ善似郎、松竹徳幸、小島絵美、浅井昭人、山村俊了

【概要】

信長と恒興は、南蛮の商人たちが集まる生駒吉乃の屋敷を訪れる。その頃、美濃の斎藤義龍が弟たち一掃したことで、織田家における帰蝶の立場が危うくなりつつあった。また、信長に対する不信感が募らせる家来たちに心を痛める信勝は、恒興と親しくなった弟、秀孝に手紙を託すのだが……。

【感想】

織田家そして斎藤家における骨肉の争いが縦軸。後者によって立場が危うくなった帰蝶の存在が、織田家において孤立し始めた信長をつなぎとめる。奔放に振る舞う信長と彼についていく帰蝶のパートナーシップが、津々木の謀略によって退路を断たれた信勝の悲劇を強調する。なまめかしく表現される信勝と津々木の蜜月描写が、あえてなまめかしさを避けたかのような信長と帰蝶のそれと対照的に感じられるところに妙味がある。かつての信勝をほうふつとさせる無邪気さが印象的だった秀孝が犠牲となった理不尽がやるせない。