flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

鬼滅の刃 第二十一話「隊律違反」

絵コンテ:野中卓也、白井俊行 演出:野中卓也 作画監督:緒方美枝子、田中敦士、塩島由佳

【概要】

冨岡義勇に切られた累は消滅していく。人間時代の記憶をよみがえらせた累に感情移入する炭治郎。鬼に対し非情であるべきと説いた冨岡が、禰豆子を始末しようとする胡蝶しのぶの前に立ちはだかる。冨岡が胡蝶を食い止めている間に禰豆子を連れて逃げる炭治郎だったが……。

【感想】

消え去る間際に人間だった頃の記憶を取り戻した累の後悔がむなしく悲しく。病弱だったところを鬼になることで強大な力を得た累。人間だった過去とともに偽りと断じた家族を捨て、鬼としての恐怖で手に入れた家族もまた偽りだった。人間でありながら鬼となった禰豆子を守るため、たゆまぬ努力で強くなった炭治郎の存在が、累との対照で輝きを帯びてくる。累が禰豆子を奪おうとしたのは、そんな炭治郎に憧れつつもかなわぬことを悟ったからではなかったか。禰豆子という重荷があるからこそ、人間と鬼の間をさまよう炭治郎の優しさが染みてくる。