flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ギヴン #05「The Reason」

脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:金森陽子 演出:又野弘道 作画監督渡辺真由美、笹川弥幸、田村恭穂、呉暁偉、李慶、大沢美奈、永田陽菜

【概要】

真冬を加えた立夏たちのバンドはライブの出演を目指して準備を進めることになった。酒を飲んだ秋彦を泊めることになった春樹は、バンド結成に至るまでを回想する。立夏が作った楽曲を気に入ってくれた真冬だったが、クラスメイトの笠井から不穏な情報がもたらされる。

【感想】

バンド最年長である春樹の視点からバンドが組みあがるまでが慈しむように描かれる。春樹から見た秋彦の意外な一面、立夏から見た真冬の意外な一面、それらが特別な感情を伴って重層されていく景色が優しい。音楽的な支柱である立夏のスカウトから、類いまれな歌唱力をもつ真冬との出会いがみずみずしくつながっていく。大仰な演出を排した筆致はともすれば平板に感じられかねないが、だからこそ繊細な機微が抽出されてくる。そこに波紋を投げかける笠井の異物感たるや。