flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

荒ぶる季節の乙女どもよ。 第九話「キツネノカミソリ」

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:境隼人 作画監督:中野友貴

【概要】

文化祭で互いの気持ちを打ち明けた和紗と泉は交際を始めるが、浮かれつつも戸惑いを隠せないでいた。和紗との友情を選ぶよう百々子からの忠告を、素直に受け入れることができなかった新菜。そしてまたしても泉の相談に乗ることになる。ひと葉は一度だけと山岸を誘うのだった。

【感想】

付き合いが長いゆえに距離の取り方が分からない和紗と泉のカップルにニヤニヤしてしまうが、そこに新菜の愁いがべったりと貼りついているので一筋縄ではいかない。これまで以上に新菜の表情作画がことごとくなまめかしく感じられるのは、その乱れた内面ゆえであり、三枝と同じ視線で見ているのかと苦々しい思いにとらわれる。それゆえだろうか、女同士の友情を死守しようとする百々子のスタンスが良心に感じられてきた。カバンを開けるときの裂け目ができるようなカット、『星の王子さま』のバラの花と錯覚させる電車に乗り込んでくるおびただしい乗客たち、新菜の感情を映し出すかのような仕掛けが鮮烈だった。サブタイトルの秀逸さよ。