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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

かつて神だった獣たちへ 第十話「二つの誓い」

脚本:村越繁 絵コンテ・演出:高橋謙仁 作画監督:高田陽介、張丹妮、岸香織、伊藤瑞希、阿久澤友恵

【概要】

崖下に落ちたハンクは洞窟の中で目を覚ます。かたわらにはシャールがいた。自分を殺してくれとシャールに頼むハンクだったが、気を入れ直してガルムに立ち向かう。クーデグラースに甚大な被害をもたらしたガルムだったが、病を押して駆けつけたクロードの攻撃を受け逃走、獣化したウェアウルフと最後の死闘を繰り広げる。

【感想】

クロードの攻撃を食らいシャールの銃弾を受けハンクにとどめを刺される、戦場での無力さから強制的に擬神兵に改造されたガルムことロイの顛末が哀れでならない。理性をなくしていく自身に苦悩したハンクに人間らしさを見いだしたシャールの祈りが、擬神兵の生みの親となったエレインの業と重なることで、獣たちすべてへの鎮魂に感じられた。ハンク部隊のムードメーカーだったロイが憧れた写真のシャール、再会がこんな形になるとは、あまりの理不尽さに苦しくなるばかり。シャールの原点でありよりどころでもある父ウィリアムが結節になっての構図に涙せずにはいられない。