flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

荒ぶる季節の乙女どもよ。 第十話「穴」

脚本:岡田麿里 絵コンテ:熊膳貴志、安藤真裕 演出:熊膳貴志 作画監督:大庭小枝、佐古宗一郎

【概要】

電車内で誘いをかけた泉から拒絶され夜の街をさまよう新菜。その頃、駿との下校中に山岸の車に乗ったひと葉を目撃したり香は、その後を追いかける。悟の態度にへきえきしていた百々子は、勢いで新菜に連絡をとるのだった。翌日、和紗は泉の態度に違和感を覚える。

【感想】

幸せの絶頂にある和紗のかわいらしい悩みを背景にして、色恋をめぐるさまざまなささくれが交錯していく生々しさ。特に印象的だったのは、新菜とひと葉からの大胆な誘いをそれぞれ断った泉と山岸のコントラストで、体と心のミスマッチに相手に対する優しさが混じり合って、胸をかきむしられるようだった。そこに冷水を浴びせるような十条の退学処分。誰よりも好きな人について実直に語っていた十条の表情を思い起こす。百々子が示唆したように性別すら超えた感情と立場がもたらすひずみの数々、ままならないからこそいとおしい。