flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

テレビアニメOP8選 2019

秋作品はまったく視聴できなかったので、冬作品、春作品、夏作品からのセレクト。10選に届かなかったのもやむなし。あしからずご了承を。掲載はおおむねオンエア順。

 

『火炎』 / どろろ

  • 絵コンテ・演出・作画監督小池健
  • 作詞・作曲:薔薇園 アヴ 編曲:女王蜂、塚田耕司 歌:女王蜂

重く鋭くそして悲しげな刃の切れ味を想起させるメタリックでオリエンタルな旋律は、百鬼丸の孤高そのものといった感じ。幻想的だったりコミカルだったりする起伏もしなやかに収まっている。苦み走ったエピソードが目立っていたシリーズ前半にふさわしいオープニング。

 

『アンノウンワールド』 / 同居人はひざ、時々、頭のうえ。

くっきりとした男性ボーカルとその背後を埋めていく軽やかな女性ファルセットの組み合わせが耳に心地よく、ハルとの出会いをきっかけに広がっていく素晴の世界を優しく包み込んでくれるかのよう。書物の山からファンタジーの世界に誘われていく展開が象徴的。

 

『FAITH』 / 盾の勇者の成り上がり(第2クール)

  • 絵コンテ・演出:宮本託自 作画監督:諏訪真弘、時枝一心、世良コータ
  • 作詞・作曲:MADKID 編曲:MADKID、北浦正尚 歌:MADKID

涙雨に打たれていた四聖勇者たちが弾ける展開に合わせるかのように、色彩を帯びていく画面が生命力を感じさせる。切っ先鋭いラフタリアやフィーロの美しくもけなげなアクション、上空からの攻撃を単身で防ぐ盾の勇者を分担する仲間たちの姿、どれも熱くさせてくれる。

 

『Tone』 / この音とまれ!

登場人物たちに交錯する陰と陽のイメージをため込んではじけさせるようなサビ部分の流れが、まさに雨上がりの青空のようなみずみずしさをもたらしてくれる。突き抜けるように伸びやかな歌唱がリードする爽やかな映像表現。

 

『天唄』 / なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-

多数の登場人物をてきぱきと紹介していくオードソックスなコンセプトながら、楽曲とマッチしたテンポが小気味よい。梵字に象徴されるシンボリックな表現とコミカルな描写のバランスも秀逸。装飾が多めなデザインのキャラクターをあえてすっきりと見せるセンスの良さ。

 

『まっさら』 / さらざんまい

新しさと懐かしさが共存する下町の風景をバックにしたユーモラスでキュートで哀愁を帯びたカッパのトリオによる自由自在な動きが楽しい。カラッと乾いた楽曲と歌唱が悩める3人を励ましてくれるかのよう。

 

『Good Morning World!』 / Dr.STONE

原始の森からふつふつと沸き立ってくるような生命力に熱くなる。科学のモチーフを必要最小限としたバランス感覚が絶妙で、それが草の根パワーを体感させてくれる。おおらかな歌唱は劇中に通底する大樹から千空へのリスペクトそのままといった印象。

 

『疾走』 / 胡蝶綺 ~若き信長~

重厚になりすぎず、耽美に溺れ過ぎず、軽快さを保持したバランス感覚が心地よい。若き生命力を思わせるカラフル調と孤独や苦悩をにじませる水墨画のようなモノクロ調など、色彩におけるダイナミズムも見どころ。はかなくも清冽な風雲児のイメージ。アバンの口上で語られるとおり、パブリックイメージとは少し異なる信長像の表現。